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Department of Respiratory Medicine and Allergology, KINDAI UNIVERSITY, Faculty of Medicine

教授挨拶

高齢化社会および環境の変化により、呼吸器疾患ならびにアレルギー疾患が著しく増加しております。しかし、わが国においては呼吸器専門医、アレルギー専門医が非常に少ないのが現状であります。その意味からも近畿大学医学部大学呼吸器・アレルギー内科の使命は重大であると考えております。
当科では気管支喘息、肺気腫、慢性気管支炎、間質性肺炎、睡眠時無呼吸症候群、アレルギー性呼吸器疾患、ハチアレルギーおよびサルコイドーシス等の患者の診察にあたっております。患者数は気管支喘息患者約1000~1500人、COPD(慢性閉塞性肺疾患)患者約500人、他の呼吸器・アレルギー疾患患者数1000人が通院しており、これは西日本一の患者数で、今なお増加傾向にあります。

現在、医療をとりまく環境は非常に厳しいものがあり、これは大学病院においても同様であります。この環境に対応するためには、まず病診連携が必要です。当科では南大阪地区医師会を中心とした「呼吸器疾患勉強会」を年数回開催していますが、これをさらに発展させ個々の病院、診療所との勉強会を開催したいと考えています。西日本、特に関西地区においては呼吸器・アレルギーを専門とする病院が少ないのが現状であり、当科に対する各病院、診療所からのニーズは非常に大きく、我々はそれに答える使命があると考えています。また患者の医療に対する意識の向上がある今、患者に対する教育、指導も必要となってくる。それにはまず、市民講座を含めた患者に対する勉強会が必要で、アレルギー疾患を中心とした市民公開講座を計画中です。

今後、呼吸器・アレルギー疾患のことで何かございましたらお気軽にご連絡下さいますようお願い申し上げます。

近畿大学医学部 内科学教室
呼吸器・アレルギー内科部門
主任教授 東田 有智(とうだ ゆうぢ)