先頭へ戻る

Department of Respiratory Medicine and Allergology, KINDAI UNIVERSITY, Faculty of Medicine

認定医・専門医育成プログラム

1. 診療部長名

東田有智 教授

2. 指導医名

  • 久米裕昭 教授
  • 吉田耕一郎 教授
  • 東本有司 准教授
  • 岩永賢司 准教授
  • 佐野博幸 准教授
  • 山縣俊之 医学部講師
  • 西山 理 講師
  • 佐野安希子 医学部講師
  • 西川裕作 助教
  • 忌部 周 助教

3.診療実績

  • 一般内科医として必要な内科全般の知識と技術の習得をさらに進めながら、以下の専門領域についての診療を行っている。
  • 主に診療する呼吸器疾患・アレルギー性疾患:喘息、呼吸器感染症、慢性閉塞性肺疾患、慢性咳嗽、特発性間質性肺炎、膠原病肺、肉芽腫性肺疾患、アレルギー性肺疾患、胸膜疾患(気胸、胸膜炎など)、睡眠時無呼吸症候群、職業性肺疾患、肺血栓塞栓症、腫瘍、薬物アレルギー、ハチアレルギーなど、呼吸器・アレルギー領域全般の診療を行っている。
  • 近隣の医療機関や院内より紹介を受けた重症呼吸不全患者に対し、酸素療法、人工呼吸管理を含めた集中治療を行っている。
  • 近隣の開業医との病診連携も進めており、在宅酸素療法、在宅非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)、持続陽圧呼吸(CPAP)などを積極的に導入している。
  • 外来は、月曜日から土曜日まで、4診(初診:1診、再診:3診)、病棟は29床で運用している。うち、重症呼吸器疾患患者用にハイケア病床を4床有する。
  • 検査は、気管支内視鏡、経皮肺生検(透視下、CTガイド下)、呼吸機能検査、気道過敏性検査、終夜睡眠ポリソムノグラフィー、運動負荷テスト、咳感受性テスト、アレルギーに対する皮膚テストなどを行っている。
  • 新規入院患者数は年間約600名、外来患者数は月約2400名である。特に、喘息診療では西日本でも有数の施設である。

4.認定施設

  • 日本内科学会認定教育病院
  • 日本呼吸器学会認定施設
  • 日本アレルギー学会認定教育施設
  • 日本呼吸器内視鏡学会認定施設
  • 日本気管食道科学会認定専門医研修施設
  • 日本感染症学会認定研修施設

5.入局後の勤務予定

  • 入局後はまず、認定内科医取得のため、当科での診療に従事し、症例の経験を積み重ねる。また、当科関連の近畿大学医学部奈良病院、堺病院や日本内科学会認定教育・教育関連病院(国立病院機構南和歌山医療センター、東大阪市立総合病院、橋本市民病院など)へ出向し、認定内科医取得のための診療を行う選択肢もある
  • 認定内科医取得後は、当科もしくは近畿大学医学部奈良病院、堺病院、関連病院(橋本市民病院など)で呼吸器専門医、アレルギー専門医、気管支鏡専門医、気管食道科専門医、総合内科専門医などの取得のため、さらに研鑽を積む。他に、感染症専門医やインフェクションコントロールドクターの取得も可能である。なお、いずれの施設も、呼吸器科部長は当科出身のOBである。
  • 当科における外来診察は原則的に、4年目で教授、准教授外来の陪席を担当して外来診療の研修を行い、5年目で初診1コマ、7年目で再診1コマを担当する。
  • 病棟では、講師クラスを責任者とした各グループに属し、平均5-7症例を受け持つ。
  • 当直は、月に3回である。
  • 週に一度の外勤病院への出向がある

6.当科における業績

当科における臨床的な特殊性、業績はまとめると以下のとおりである。

  1. 喘息の新しい治療薬を用いた治療
  2. 吸入薬に対する正しい知識と適切な吸入指導
  3. 咳を起こす疾患の鑑別と治療
  4. 特殊病原体感染症の治療
  5. 慢性呼吸不全に対する非侵襲的陽圧換気などの新しい治療
  6. 慢性閉塞性肺疾患に対する新しい薬剤を用いた治療
  7. 慢性呼吸不全に対する包括的呼吸リハビリテーション
  8. 睡眠時無呼吸症候群の診断と治療
  9. ハチアレルギー等の減感作療法

さらに、以下の疾患の業績について追加する。

  • 喘息について: 外来通院中の約1、000名に及ぶ膨大な喘息患者の診療データを管理し、統計学的に様々な研究を行っている。また、厚生労働省や環境再生保全機構の研究班員として、喘息診療向上のために臨床的研究を行っている。
  • 慢性閉塞性肺疾患について:慢性呼吸不全患者に対する包括的呼吸リハビリテーションでは、肺生理学的、栄養学的にその効果について解析している。これについては、看護師、理学療法士、薬剤師、栄養士らと共同で取り組んでいる。
  • 呼吸器感染症について:抗菌薬の薬理学的研究やその効果的な使用法についての臨床的研究を行っている。
  • 睡眠時無呼吸症候群について:臨床検査技師の協力のもと、終夜睡眠ポリソムノグラフィーを行い、睡眠時無呼吸症候群の病態解析や種々のパラメーターとの関連性について研究している。

これらのテーマに関する業績は、数々の英文論文や内外の学会シンポジウム、一般演題等で報告している。

7.診療部長の抱負

高齢化社会および環境の変化により、呼吸器疾患ならびにアレルギー疾患が著しく増加しています。しかし、わが国においては呼吸器専門医、アレルギー専門医が非常に少ないのが現状です。その意味からも近畿大学医学部呼吸器・アレルギー内科の使命は重大であると考えています。
当科では喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性気管支炎、間質性肺炎、睡眠時無呼吸症候群、アレルギー性呼吸器疾患、ハチアレルギーおよびサルコイドーシス等の患者の診察にあたっています。
患者数は喘息患者約1000人、COPD患者約500人、他の呼吸器・アレルギー疾患患者数1000人が通院しており、これは西日本一の患者数で、今なお増加傾向にあります。
現在、医療をとりまく環境は非常に厳しいものがあり、これは大学病院においても同様です。西日本、特に関西地区においては呼吸器・アレルギーを専門とする病院が少ないのが現状であり、当科に対する各病院、診療所からのニーズは非常に大きく、我々はそれに答える使命があると考えています。また患者の医療に対する意識の向上がある今、患者に対する教育、指導も必要となってきます。
内科認定医・専門医、呼吸器専門医、アレルギー専門医、呼吸器内視鏡専門医、気管食道科専門医などを目指す医師の皆さんには、研修医の時期に学んだ医師としてのあり方、全人的医療についてさらに深く研鑽を積んでいただき、急性、慢性の呼吸器、アレルギー疾患の病態診断、治療法、重症呼吸不全患者の全身管理、抗菌薬の使い方などを習得し、各専門医資格を取得された後は、それらの専門性を発揮し、これからの医療に貢献されるよう期待します。


※以上の内容は、近畿大学医学部附属病院 総合医学教室研修センターのホームページ に掲載されていますので、確認してください。
※指導医とは、常勤の医師(原則として7年以上の臨床経験を有する者)であって、プライマリ・ケアを中心とした指導を行うことのできる経験及び能力を有している者とします。