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Department of Respiratory Medicine and Allergology, KINDAI UNIVERSITY, Faculty of Medicine

研究

研究名称:クラウド型統合データベースを用いた特発性肺線維症における肺血管病変の検討
1. 対象すでに構築済みのクラウド型統合データベースに登録され、予後が確認可能なIPF患者
2. 期間平成31年1月29日~令和2年6月30日
3. 研究機関名近畿大学医学部呼吸器・アレルギー内科、病理学教室
浜松医科大学内科学第二講座、関西医科大学臨床病理学
4. 目的MDDによって診断されたIIPs患者の中からIPF患者を抽出し、SLB標本における血管病変の有無および予後への影響を明らかにすることを目的とする。
5. 方法・当院および他の共同研究施設から後ろ向きに集積された診療情報によって構築された「クラウド型統合データベース」を用いた多施設共同研究 (以下「先行研究」) [日本医療研究開発機構 (難治性疾患実用化研究事業) 特発性間質性肺炎の診断精度向上とエビデンス創出のためのクラウド型統合データベースとインタラクティブ診断システムの開発に関する研究班、 浜松医科大学 臨床研究倫理委員会14-360、(UMIN000028192) ]の二次解
・すでに構築された前述のデータベースを用いて、 IPF患者における「SLBにおける肺血管病変」の臨床的意義、特に予後的意義を明らかにするための検証的臨床研究
・すでに構築された前述のデータベースから「肺血管病変を有する群」を抽出し、「肺血管病変を有しない群」と比較する後ろ向きケースコントロール研究
6. 意義IPFは肺線維化が徐々に進行する原因不明の難治性疾患で、診断後 2-3 年で死に至る予後不良の疾患である。IPFに肺高血圧を合併するとさらに予後不良であることは示されている。しかし、IPFに伴う肺高血圧は、肺線維化の進行による肺血管症減少が原因なのか、肺動脈性肺高血圧症に見られるような肺血管病変によるものなのか、またはそれらの混在なのかといった病態生理学的な原因はわかっておらず、それらを病理学的に検討した報告もない。本研究でこれらの疑問の一部が明らかとなる。
7. 個人情報の扱い本研究は、多施設から試料・情報の提供を受けて構築されたクラウド型統合データベースを用いた先行研究の二次解析である。先行研究では、個人を特定できないように匿名化された状態で、共同研究機関から試料・情報が提供された。提供された試料・情報は、 電子情報に変換され、先行研究用の症例番号を付与されてサーバーに保存されている。すなわち、データベース内の情報はすでに個人の特定ができないようになっている。
8. 問い合せ先近畿大学医学部呼吸器・アレルギー内科
072-366-0221 (内線3602)
責任医師:西山 理