1. 対象 | 2014 年 1 月 1 日~2019 年 12 月 31 日までの間に、日本呼吸器学会 1あるいは日本アレルギー学会 2 の認定施設となっている研究機関で調査協力に賛同された施設で受診した ABPM および真菌(アスペルギルス)感作喘息の患者様 |
---|---|
2. 期間 | 倫理委員会承認日から 2021 年 12 月 31 日まで |
3. 研究機関名 | 日本医療研究開発機構(AMED)「真菌関連アレルギー性気道疾患の発症・増悪予防を目指した体内・体外環境の評価と制御」研究班が、日本呼吸器学会認定施設、日本呼吸器学会関連施設、日本アレルギー学会認定教育施設(内科系)を対象に 2020 年 1 月に行ったアンケート調査において、調査対象期間中に診断された ABPM 症例があり、かつ調査研究への協力可能と回答した 161 施設(オプトアウトのリスト参照) |
4. 目的 | 新しい ABPM 診断基準 3 の妥当性の確認と難治症例の特徴・治療指針の作成 |
5. 方法 | (1)研究の種類/デザイン 過去に ABPM と診断された症例を後向きに解析する多施設後向き観察研究 (2)症例の集積 研究参加施設に症例調査票および「アレルギー性気管支肺真菌症の診療の手引き」を送付し、臨床情報を集積する。さらに診断時及び経過観察で施工された胸部画像データを CD-ROM に保存し、回収する。 (3)評価項目 主要評価項目 臨床像(発症年齢、臨床検査・画像検査所見等) 副次的評価項目 治療反応性、予後 |
6. 意義 | 新しい診断基準 3 に基づき診断された ABPM の臨床像を検討する |
7. 個人情報の扱い | 対象症例の臨床情報は匿名化された状態で当院に提供されるため、特別な取り扱い方法はない |
8. 問い合せ先 | 近畿大学病院 072-366-0221 (内線3602) 責任医師:岩永賢司 1.http://www.jrs.or.jp/home/ 2.http://www.jsaweb.jp/ 3.【参考文献】「アレルギー性気管支肺真菌症」研究班 編、アレルギー性気管支肺真菌症の診療の手引き、医学書院.2019 |